ロゴに特殊効果(影やぼかし)を入れない方が良いのはなぜ?

ロゴ作成の注文からロゴマークの納品まで安心してご依頼いただけるよう下記の「将来のブランド展開を考えた時、ロゴに特殊効果(影やぼかし)を入れない方が良いのはなぜですか?(デザインについてのご質問一覧より)」の質問にお答えしています。ロゴデザインの提案など制作についてご不明な場合にご利用ください。また関連ページでは他の内容のご質問も掲載しています。ご不明点はロゴファーストのお問合せフォームよりご質問ください。


ご質問
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将来のブランド展開を考えた時、ロゴに特殊効果(影やぼかし)を入れない方が良いのはなぜですか?

ご回答
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起業や新規事業の立ち上げにおいて、ロゴマークは「企業の顔」となる最も重要な資産です。デザインの検討段階では、ドロップシャドウ(影)やぼかし、透過(透明度)などのエフェクトを加えると、画面上では立体的でモダンな印象を与え、一見すると魅力的に感じられるかもしれません。しかし、ブランドの「将来の展開」を真剣に考えるのであれば、これらの特殊効果に頼らない、シンプルで堅牢なデザインを選択することが極めて重要です。結論から申し上げますと、特殊効果は一時の装飾にはなりますが、長期的なブランドの力(資産価値)を削いでしまうリスクがあるからです。その理由を、4つの決定的な観点から詳しく解説いたします。

 

1. あらゆる媒体での「一貫性」を守るため
ブランドが成長すると、ロゴは名刺やWebサイトといった枠を超え、驚くほど多様な場所に登場するようになります。ここで大きな壁となるのが「物理的な再現性」です。
例えば、作業服の胸元にロゴを「刺繍」する場合や、ノベルティのペンにロゴを「刻印」する場合、あるいは金属のプレートを切り抜いて「看板」を作る場合を想像してみてください。これらの制作現場では、グラデーションやぼかしといった曖昧な表現を再現する手段が物理的に存在しません。特殊効果に頼ったデザインは、こうした制約のある媒体に展開した際、影の部分が「汚れ」のように見えたり、透過部分が「色の欠損」として扱われたりします。どのような環境でも、一目でそのブランドだと認識できる「一貫性」こそが、顧客の脳裏に信頼を刻む鍵となります。

 

2. 「データの資産価値」を永続させるため
ロゴファーストが納品する「aiデータ(ベクター形式)」は、数学的な計算に基づいた線で構成されており、拡大・縮小しても一切劣化しない特性を持ちます。しかし、ドロップシャドウやぼかしの多くは、内部的に「ラスタライズ(画像化)」という処理を伴います。
将来、事業が成功し、数メートル規模の屋外広告やビルボードにロゴを掲げる日が来たとき、ベクターで描かれた本体は鮮明なのに、影やぼかしの部分だけがガクガクとした粗いピクセルの集合体になってしまうことがあります。一度画像化された効果は、後からの色変更や微調整も非常に困難です。将来のリニューアルや微調整が必要になった際、データの構造が複雑すぎて一から作り直さなければならないといった無駄なコストを避けるためにも、最初から純粋なベクターデータで構築されたデザインを持つべきです。

 

3. 「自立した強いデザイン」を構築するため
世界的に長く愛されているブランドのロゴを思い浮かべてみてください。それらにドロップシャドウやぼかしが含まれているでしょうか。答えは「NO」です。
透過効果を多用したロゴは、背景に写真や色が重なると、ロゴとしての主張が急激に弱まります。一方、特殊効果を削ぎ落としたフラットなデザインは、どのような背景、どのような素材の上に置かれても、その「造形」だけでブランドのアイデンティティを雄弁に語ることができます。また、特殊効果には流行があり、かつて流行した光沢感や立体感は、数年も経てば「古臭い印象」に変わってしまうことが少なくありません。企業の理念を背負うロゴには、時代を超えて価値を保ち続ける「普遍性」が必要です。

 

4. 経営判断としての「スピード感」の向上
事業を拡大する際、ロゴを様々な媒体に展開するスピードは重要です。特殊効果が含まれていると、その都度「この媒体ではどう表現するか」という個別の検討や修正作業が発生し、現場のスピード感を削ぎ、デザインの整合性が失われる原因となります。
最初から「どこでも、誰でも、正しく使える」堅牢なロゴを持っておくことは、将来のあらゆる広報活動における見えないコストを削減し、経営の機動力を高めることにつながります。

 

ロゴファーストのこだわり
私たちは、お客様のブランドが10年、20年と力強く歩み続けるための「最強の武器」を提供したいと考えています。そのため、あえて特殊効果に頼らず、「造形の美しさと、コンセプトの深さ」だけで勝負できるデザインを追求しています。
もし、デザインに奥行きや強弱が必要な場合は、効果による「ぼかし」ではなく、重なり合う「色の面」や「コントラストの設計」という、データとして最も堅実な手法で立体感を表現いたします。実務上のトラブルをゼロにし、将来の成長を加速させるプロフェッショナルな品質のロゴを所有することは、経営者としての賢明な投資です。

 

今回、ロゴマーク作成専門店のロゴファースト(LOGO FIRST)にお問合せいただいた「将来のブランド展開を考えた時、ロゴに特殊効果(影やぼかし)を入れない方が良いのはなぜですか?」のご質問のほか、ロゴマーク作成に関する専門知識、サービス内容等に関するご質問がございましたら、豊富なキャリアをもつロゴマーク専門デザイナーが回答いたします。ロゴ作成にあたるデザイナーは、行政機関・大手企業・教育機関・医療機関への制作実績がございますのでご安心ください。初めて会社を起業・開業されるお客様からの素朴な疑問にも回答しております。

※ロゴマークの著作権などの知的財産全般についてのご相談は承っておりません。